嵐山モンキーパークの所要時間は
入園から下山まで往復90分が基準です。
内訳は、登りに20分、山頂で30分から45分、下りに15分ほど。
山頂の手前には遊具のある運動場があるので、小さな子どもがいる場合はここに30分ほど足しておくと現実的です。
| 区間 | 目安時間 | 中身 |
|---|---|---|
| 登り | 20〜30分 | 120段の階段 そのあとは坂道 |
| 山頂 | 30〜45分 | サル観察 エサやり・展望 |
| 下り | 15分前後 | 同じ道を戻る |
| 合計 | 約90分 | 遊具で遊ぶなら +30分 |
ここがふつうの観光施設と違うのは、入口が山のふもとで、目的地が山の上だというところ。
「渡月橋のそばだからサッと寄れるはず」
と思って向かうと、想像と体感がいちばんズレやすい場所です。
- 登り・山頂・下りそれぞれに何分かかるか
- 過ごし方のタイプ別に見た所要時間の早見表
- 子連れやシニアと一緒だと何分増えるか
- 閉園16時から逆算した入園のリミット
- 入園料・行き方・駐車場と、時間をロスしない段取り
嵐山モンキーパークの所要時間は登り・山頂・下りの内訳で決まります

嵐山モンキーパークの所要時間は往復90分が基準になります
迷ったら90分。
これを基準にして、条件で足し引きするのがいちばん失敗しません。
90分という数字は、登り20分・山頂45分・下り15分に、チケット購入や身支度の時間を少し乗せたものです。
ただ、同じ場所でも過ごし方によって体感の時間はかなり変わります。
自分がどのタイプに近いかで見てみてください。
| タイプ | 所要時間 | 過ごし方 |
|---|---|---|
| とにかく サッと | 約60分 | 登ってサルを見て すぐ下山 |
| 標準 | 約90分 | エサやり+展望+ 写真を数枚 |
| 子連れ | 約120分 | 遊具で遊ぶ 休憩も多め |
| 絶景・写真 重視 | 約150分 | 光を待つ サルの動きを粘る |
60分コースはかなり駆け足で、山頂にいられるのは20分ほど。
という感じになるので、次の予定が本当にきついとき以外はおすすめしません。
逆に、山頂には長いすべり台のある運動場があるため、子どもがいると120分でもあっという間に過ぎます。
予定に組み込むときは「90分+移動」で押さえておくと、あとがラクです
登りは20分が目安で最初の120段の階段が山場です

入園口からサルのいる山頂までは、歩いて約20分の道のりです。
ただ、この20分は休まずすいすい歩けた場合の数字。
途中で立ち止まったり、写真を撮ったりしながら登る人が多いので、実際には25分から30分かかったという声のほうがよく聞こえてきます。
道はきれいに3つのパートに分かれています。
- 120段の階段
入園口を入ってすぐ。いちばんきついのがここで、最初の5分で息が上がります - なだらかな上り坂
階段を登りきると、あとはゆるやかな坂道。距離はありますが、ペースはつかみやすいです - 山頂手前の広場
遊具のある運動場が見えたら、休憩所まではもうすぐです
つまり、しんどいのは最初だけ。
階段でペースを上げすぎると後半でばててしまうので、はじめの120段こそゆっくり登るのがコツです。
道はしっかり整備されていて、足元が危ないような場所はありません。
ちなみに帰りの下りは15分前後で、登りより10分ほど短く済みます。
下りが早いぶん、時間が押しているときは山頂での滞在を削るより、下山の余裕で調整するほうが気持ちよく回れます。
山頂の滞在時間はエサやりと展望で30〜45分に伸びます

山頂でやることは大きく2つあり、どちらもやると30分から45分になります。
ひとつめがエサやりです。
山頂の休憩所でエサが1袋100円で売られていて、建物の中からサルにあげられます。
人が屋内、サルが屋外という、動物園とは逆の形になっているのが嵐山モンキーパークらしいところです。
- エサやりができるのは休憩所の中からだけ
- 手渡しはできないので、エサやり棚の上に置いてあげる
- 持ち込んだ食べ物をあげることはできない
1袋はすぐになくなるので、ここでだいたい10分から15分。
混んでいる時間帯は窓際が埋まるので、順番待ちで数分足しておくと安心です。
もうひとつが展望です。
休憩所があるのは標高160mの場所で、目の前に京都市内がまるごと広がります。
比叡山、北山、東山の連なりから、眼下の桂川まで一気に見渡せる眺めです。
そして、ここにいるのは約120頭の野生のニホンザルです。
柵がないぶん距離が近いので、接し方だけ覚えておくと落ち着いて過ごせます。
- 2mくらい離れる
近づかれるのを嫌がるので、この距離を保てば落ち着いて見ていられます - 目を見つめない
サルにとって目を合わせるのは威嚇の合図。視線は外し気味にしておくと安心です - さわらない
ペットではないのでさわられるのを嫌がります。見て楽しむのがいちばんです - カメラを近づけすぎない
目の前にしゃがみ込んだり自撮り棒を伸ばしたりせず、少し引いて撮ると自然な表情が残せます
この4つを守っていれば、サルのほうから寄ってくることはあっても、こわい思いをすることはまずありません。
坂のきつさは長めのハイキング程度で休憩を入れても大丈夫です
登山というより、少し長めの散歩の延長くらいのイメージでちょうどいいです。
標高160mなので、山として見ればかなり低いほう。
それでも
「思ったよりきつかった…」
という感想が多いのは、渡月橋のにぎやかな観光地から
いきなり階段が始まるギャップのせいです。
体力の目安はこんな感じです。
- ふだん歩く習慣がある人
ほぼ休まず20分ほどで登りきれます - 運動から遠ざかっている人
2回か3回立ち止まって、25分から30分ほど - 夏の暑い日
誰でも汗だくになるので、上の目安に5分から10分足しておくと安心です
道の途中には腰かけられる休憩スポットがあるので、息が上がったら遠慮なく座ってしまうのがいちばんです。
止まるとそのぶん時間は延びますが、こまめに休んだほうが結果的にはやく着きます。
足元はスニーカーがいちばんラク。
サンダルやヒールでも登っている人はいますが、坂が続くぶん疲れ方がまるで違います。
飲み物だけは、ふもとの自動販売機で買ってから登るとずっと快適です。
子連れとシニアは遊具の時間を足して120分みておくと安心です
同行者によって変わるのは登りの時間ではなく、山頂で過ごす時間のほうです。
いちばん大きいのが、山頂手前にある運動場の存在。
ここには長いすべり台があり、ほかにもブランコ、シーソー、鉄棒がそろっています。
子どもが一度すべり台に取りつくと、まず30分は動きません。
ここを最初から予定に入れておくと、急かさずに済んで一日がおだやかになります。
| 同行者 | 所要時間 | 増える理由 |
|---|---|---|
| 大人だけ | 約90分 | 基準どおり |
| 小学生と | 約120分 | 遊具で30分 |
| 未就学児と | 約120〜150分 | 抱っこの区間 休憩が増える |
| シニアと | 約120分 | 登り下りに それぞれ余裕 |
ベビーカーは坂と階段があるので現実的ではなく、小さな子と登るなら抱っこひもが正解です。
シニアと一緒の場合も、道そのものは整備されているので、ゆっくり進めば無理なく登れます。
ただ、トイレは入園口と山頂の休憩所の2箇所しかありません。
登りはじめる前にふもとで済ませておくと、途中で気をもまずに登れます。
嵐山モンキーパークの所要時間から逆算する入園時刻と嵐山観光の回り方

閉園16時から逆算すると入園リミットは14時台になります
開園は9時、閉園は16時。
山頂にいられるのは16時30分までです。
つまり、90分をまるごと使うなら14時台の入園がリミットになります。
何時に入るとどれだけ過ごせるのかを、逆算でまとめました。
| 入園時刻 | 過ごせる時間 | できること |
|---|---|---|
| 9〜11時台 | たっぷり | 遊具も展望も 全部まわれる |
| 12〜13時台 | 90分は確保 | 標準コースが そのまま入る |
| 14時台 | ぎりぎり90分 | 山頂の滞在を 30分に寄せる |
| 15時台 | 約60分 | 登って見て すぐ下山 |
15時をまわってからの入園でも、サルには会えます。
ただ、山頂でのんびりする時間はほとんど残らないので、夕方しか空いていない日は「サルを見にいく」と割り切って向かうほうが気持ちよく過ごせます。
もうひとつ、頭の片隅に置いておきたいのが、ここが野生のサルの山だということ。
サルが早めに山へ帰ってしまった日は、閉園時刻より前に園が閉まります。
この点でも、午前から昼過ぎに入っておくほうが確実です。
休みは不定休で、1月1日はお休み。
大雨や大雪、台風など天気が荒れた日も閉園になるので、空模様があやしい日は家を出る前に開園情報だけのぞいておくと、行ってから引き返さずに済みます。
時間をロスしないために出発前に押さえておきたい4つのこと
所要時間が読めなくなるのは
坂のせいより現地での段取りのせいです。
知らないとつまずきやすいポイントが4つあります。
- 入園券は買ったら30分以内に入る
発券から30分を過ぎると無効になることがあります。券を買ってから食事や買い物に寄らず、そのまま入園口へ向かうのが正解です - 支払いは現金だけ
クレジットカードも電子マネーも使えません。小銭を用意しておくと、券売のところで足止めされずに済みます - 飲み物はふもとで買っておく
登りはじめると自動販売機はありません。入園口の前で1本買っておくだけで、登りのしんどさがかなり変わります - 靴はスニーカー、荷物はリュック
坂が続くので両手が空くほうがラクです。カメラやスマホは、すぐ取り出せるところに入れておくと山頂で慌てません
とくに1つめは、知らないと本当にもったいないところ。
入園口は神社の境内にあるので、券を買ったあとに
「先に参拝しよう」
と回り道をしたくなりますが、順番は入園が先です。
服装は、季節ごとに少しだけ足すものが変わります。
- 春と秋は、脱ぎ着しやすい羽織りを1枚
- 夏は帽子とタオル、飲み物は多めに
- 冬は山頂の風が冷たいので、手袋があると展望をゆっくり楽しめます
持ち込んだ食べ物をサルにあげることはできないので、おやつはカバンの中へ。
袋を手に持って歩くとサルの興味を引いてしまうため、しまっておくだけで登りも山頂も落ち着いて過ごせます。
入園料は大人800円で阪急嵐山駅から入口まで徒歩7分です
入園料は大人800円、子供400円。
年齢の区切りが少し独特です。
| 区分 | 年齢 | 入園料 |
|---|---|---|
| 大人 | 16歳以上 | 800円 |
| 子供 | 4歳〜15歳 | 400円 |
| 幼児 | 3歳以下 | 無料 |
区切りが学年ではなく年齢なので、同じ高校1年生でも15歳なら子供料金、16歳なら大人料金になります。
ここにエサ代の100円を足して、大人ひとり900円ほどを見ておくとちょうどいい予算です。
入口の場所は、初めてだと少し迷いやすいところ。
渡月橋の南側から川沿いを上流へ20mほど進むと、櫟谷宗像神社の鳥居が見えてきます。
その境内に入って左手が入園口です。
神社の中に入っていくので不安になりますが、それで合っています。
| 最寄り | 入口まで | ひとこと |
|---|---|---|
| 阪急 嵐山駅 | 徒歩7分 | いちばん近い ルート |
| 嵐電 嵐山駅 | 徒歩10分 | 渡月橋を 渡って向かう |
| JR 嵯峨嵐山駅 | 徒歩15分 | 竹林とセットに しやすい |
| バス 嵐山公園 | 徒歩5分 | 歩く距離を いちばん短く |
この徒歩時間は、あくまで入園口までのもの。
そこから山頂まで20分の登りが始まるので、駅から山頂までなら30分前後を見ておくと予定が崩れません。
車の場合、専用の駐車場はありません。
周辺の有料駐車場を使うことになり
- 渡月橋のそばの京都市嵐山観光駐車場が
1日1回1,040円 - 隣のレストラン嵐山の駐車場が
1日1回1,000円
あたりが目安です。
ただ、桜と紅葉の時期の嵐山は渋滞がかなりのもの。
駐車場待ちで1時間近く溶けることもあるので、この2シーズンだけは電車を選ぶほうが所要時間の計算どおりに動けます。
嵐山観光と組み合わせる半日プランと1日プラン
90分という長さは、半日の嵐山観光にちょうど収まるサイズです。
組み合わせのコツはひとつだけで、モンキーパークを先に済ませること。
いちばん体力を使う場所を朝のうちに終わらせると、そのあとが全部ラクになります。
①半日プラン(午前3時間)
9時に嵐山着、開園と同時に入園して90分。
10時30分すぎに下山したら、渡月橋を渡って竹林の小径へ15分ほど歩きます。
竹林を抜けて天龍寺をのぞき、12時前後にランチ。
これで嵐山の主役どころは一通りおさえられます。
②1日プラン(午前から夕方)
半日プランの流れに、午後の嵯峨野トロッコ列車を足す形です。
トロッコは片道25分ほどなので、往復と待ち時間で2時間半を見ておくと安心。
モンキーパークを午後にまわすとトロッコの時刻に追われるので、この順番は入れ替えないほうがうまくいきます。
③子連れのゆったりプラン
モンキーパークに120分たっぷり使って、遊具でも遊ぶ形。
そのあとは渡月橋周辺の散策と甘味処だけにしぼると、子どもも大人も疲れきらずに一日を終えられます。
混雑が少ないのは開園直後で季節によって滞在時間も変わります
いちばん静かなのは開園直後の9時から10時ごろです。
この時間帯は登山道もすいていて、自分のペースで登れます。
山頂の休憩所も窓際が空いているので、エサやりの順番待ちがほぼ発生しません。
混んでくるのは昼過ぎから。
展望のいい場所に人が集まって写真待ちが生まれるので、同じ90分でも中身が薄くなります。
季節でも滞在時間の感じ方は変わります。
- 春
桜が咲くと山頂で足が止まります。写真の時間を15分ほど足しておくと満足度が高いです - 夏
登りで体力を使うので、休憩を入れて全体が10分ほど延びます - 秋
紅葉のシーズンは人が増え、登山道でも列ができます。余裕を持って早めの入園が快適です - 冬
空気が澄んで展望がいちばんきれい。すいているので、90分でもゆったり過ごせます
雨の日は足元が滑りやすくなるぶん、登りが5分から10分ほど長くなります。
傘より、両手が空くレインウェアのほうが登りやすくて安心です。
嵐山モンキーパークの所要時間でよくある質問
細かいところで気になりやすい疑問をまとめました。
ベビーカーのまま登れる?
最初に120段の階段があるので、ベビーカーで登るのは難しいです。
入園口でベビーカーを預かってもらえるので、抱っこひもに切り替えて登る家族が多いですよ。
雨の日でも所要時間は同じ?
登りが5分から10分ほど長くなるので、全体で100分くらいを見ておくと安心です。
ただ、大雨や台風のときは閉園になります。
入園料が安くなる割引はある?
一般向けのクーポンのような割引はありません。
そのかわり、阪急嵐山駅前のパークファースト阪急嵐山駅前に停めた人は、領収書を見せると駐車料金のうち200円を園が負担してくれます。
登ってもサルに会えないことはある?
約120頭が山頂付近で暮らしているので、日中ならまず会えます。
ただ野生の群れなので、早めに山へ帰ってしまう日もあり、そのときは閉園も早まります。
会える確率でいえば、午前中がいちばん高いです。
まとめ:嵐山モンキーパークの所要時間は往復90分を基準に子連れなら120分みておくと安心です
登り20分
山頂30〜45分
下り15分。
これを足した往復90分が、嵐山モンキーパークの所要時間の基準です。
ここから足し引きする材料は3つだけ。
- 子どもと一緒なら、遊具の時間を足して120分
- 写真や景色をじっくり楽しむなら150分
- 次の予定が迫っているなら、山頂を30分に寄せて60分
あとは、閉園が16時であることだけ覚えておけば大丈夫です。
14時台までに入園できれば90分がまるごと使えますし、午前中に入れるなら、嵐山のほかの場所もゆっくり回れます。
スニーカーを履いて、ふもとで飲み物を1本買って、券を買ったらそのまま登りはじめる。
この段取りだけ決めておけば、山頂で待っているのは京都の街を見わたす景色と、120頭のサルたちののんびりした時間です。