嵐山の車椅子レンタルは無料の2拠点で当日借りられる!予約なし1日利用と借りる場所の選び方

嵐山の車椅子レンタルは無料です。

嵐電嵐山駅と嵐山観光駐車場の2カ所が当日その場で貸し出しています

予約はできませんが、そのぶん借りるときの手続きはとても簡単です。

まずは2カ所の中身を並べてみます。

スクロールできます
貸出場所らんぶら
レンタサイクル
京都市
嵐山観光駐車場
料金無料無料
台数3台2台
時間9:00〜17:009:00〜17:00
定休日なしなし
場所嵐電嵐山駅の構内渡月橋から
東へ約100m
予約不可
当日先着
不可
当日先着

台数は2カ所あわせて5台なので、午後に着くと空きが読みにくくなります。

朝のうちに拠点へ寄る流れにしておけば、まず借りられます

この記事を読めばわかること
  • 嵐山で無料の車椅子を借りられる2カ所の場所と時間
  • 予約できない代わりに何を準備しておけばいいか
  • 1日だけ借りたいときの返し方と、連日借りたいときの扱い
  • 無料が空いていなかったときの代わりの手段
  • 借りた車椅子で渡月橋・竹林・天龍寺のどこまで回れるか
  • トイレの位置から逆算した半日と1日の回り方

嵐山の車椅子レンタルは無料で当日その場で借りられます

嵐山で車椅子を無料レンタルできる嵐電嵐山駅と嵐山観光駐車場の2つの貸出拠点

嵐山で無料レンタルできるのはらんぶらレンタサイクルと嵐山観光駐車場の2カ所です

嵐山で車椅子を無料で借りられるのは

  • らんぶらレンタサイクル
  • 京都市嵐山観光駐車場

の2カ所です。

これは京都市が観光客向けに用意している「京都洛ラクあんしん車いすレンタル」というしくみの一部です。

嵐山のほかに西陣・三条・御池にも拠点があり、どこも料金はかかりません。

受付の時間はどちらも9時から17時までで、休みの日はありません。

連絡先もそれぞれ決まっているので、着く前に電話しておくと空き具合の見当がつきます。

スクロールできます
拠点住所電話
らんぶら
レンタサイクル
右京区嵯峨
天龍寺造路町20-2
075-873-2121
京都市
嵐山観光駐車場
右京区嵯峨
天龍寺造路町31-1
075-861-1215

住所はほとんど同じに見えますが、実際に立っている場所はけっこう離れています。

どちらで借りるかは、嵐山に着く交通手段で決めると迷いません

①嵐電で来るならレンタサイクル併設の拠点が近い

らんぶらレンタサイクルは嵐電嵐山駅の構内にあります。

改札を出てそのまま立ち寄れるので、嵐電で来る場合はここがいちばん歩かずに済みます。

駅前は段差の少ない広場になっていて、バリアフリートイレもそろっています。

ここから渡月橋も竹林の小径も、どちらへも同じくらいの距離で向かえます。

②車やバスや阪急なら駐車場の拠点が動きやすい

京都市嵐山観光駐車場は、渡月橋から東へ100mほど進んだ桂川沿いにあります。

車で来て駐車場に停めるなら、降りた場所ですぐ借りられるので乗り換えの手間がありません。

阪急嵐山駅から渡月橋を渡って来る場合も、橋を渡りきった先がこの拠点です。

駐車場には公衆トイレもあるので、出発前に一度寄っておくと後が楽になります。

  • 嵐電で来る
    らんぶらレンタサイクル
    (駅構内・3台)
  • 車で来る
    嵐山観光駐車場
    (停めた場所で借りられる・2台)
  • 阪急で来る
    嵐山観光駐車場
    (渡月橋を渡った先)
  • JR嵯峨嵐山駅から来る
    らんぶらレンタサイクル
    (南へ徒歩圏)

予約はできないので朝のうちに行くと確実です

嵐山の貸出拠点に並ぶ無料レンタル用の車椅子と受付カウンター

この無料レンタルは予約を受け付けていません。

当日その場に行って、空きがあれば借りられるという先着のしくみです。

そして台数は、らんぶらレンタサイクルが3台、嵐山観光駐車場が2台となっています。

嵐山エリア全体で5台という数字を知っておくと、動き方がはっきりします。

紅葉や桜の時期の昼過ぎに行って空いている、という前提で組むのは心もとない数です。

だからこそ、9時の受付開始に合わせて拠点へ向かう予定にしておくと安心して回れます。

先に電話を1本入れて空きを聞いておけば、着いてから別の拠点へ回る判断も早くできます。

①借りるときに用意するもの

身分証を見せる必要はありません。

貸出の申込書に名前と電話番号を書いて、利用のきまりに同意する署名をすれば手続きは終わりです。

お金を預ける必要もないので、財布の中身を気にせず立ち寄れます。

  • 身分証の提示は不要
  • 保証金や利用料は不要
  • 申込書に名前と電話番号を記入
  • きまりへの同意の署名

②天気が荒れた日は貸出が休みになる

強い雨や風の日は、貸出そのものが止まることがあります。

天気が怪しい日は、家を出る前に拠点へ電話しておくと空振りになりません。

雨の予報が出ている日なら、屋根のある嵐電嵐山駅まわりを先に回る組み方にしておくと動きやすいです。

貸出は1日単位で借りた場所に当日返すのが基本です

嵐山の無料車椅子レンタルを1日利用するときの受け取りから返却までの流れ

借りた車椅子は、その日の利用時間内に、借りた拠点へ返します。

1日だけ借りたいという使い方が、そもそもこのしくみの基本の形です。

大事なのは返す場所で、別の拠点では受け取ってもらえません

らんぶらで借りたら、らんぶらへ戻ることになります。

つまり嵐山の回り方は、行って戻ってくる往復の形になります。

2日、3日と続けて使いたい場合も、1日ごとに返してまた翌日に借りる形になります。

連日で確実に押さえたいなら、次に出てくる有料のレンタルのほうが向いています。

借りる時間帯によって回れる量が変わるので、目安をまとめておきます。

スクロールできます
借りる
時間
使える
時間
回れる目安
9:00約8時間渡月橋・竹林・天龍寺
トロッコまで
11:00約6時間渡月橋・竹林
食事も入る
13:00約4時間渡月橋・竹林の
往復が中心
15:00約2時間渡月橋と
中ノ島公園まで

返す時間から逆算しておくと、最後に慌てて坂を戻ることになりません。

返却の30分前にアラームをかけておくと、お土産を見る時間まできれいに残せます。

介助する人と一緒に借りるのが利用の条件です

この無料レンタルは

介助する人と一緒に使うことが条件

になっています。

車椅子に乗る人ひとりで借りて出かける想定にはなっていません。

嵐山は坂も砂利道もあるので、押す人がいる前提はむしろ心強い決まりです。

使える範囲にエリアの制限はなく、嵐山を離れて動いても問題ありません。

ただし走りにくい場所や危ない場所は避けて、時間内に戻れる範囲で組むのが安全です。

使っている途中で困ったときは、借りた拠点か運営の事務局に連絡すれば対応してもらえます。

借りた拠点の番号と運営事務局(075-221-7401)をスマホに入れておくと、道の途中でも落ち着いて動けます。

押す人の靴だけは歩きやすいものにしておくと、砂利道でぐっと楽になります

確実に押さえたいときや電動タイプがほしいときは有料のレンタルという手もあります

無料の5台が埋まっていたときのために、代わりの手も知っておくと安心です。

ひとつは京都駅で借りて、そのまま嵐山へ持っていく方法です。

京都駅ビル2階の京都総合観光案内所には車椅子が3台あり、1日無料で貸し出しています。

こちらは1台につき5,000円の保証金を預ける形で、返すときにそのまま戻ってきます。

返却は当日18時までなので、嵐山からの帰りの時間を先に決めておくと使いやすいです。

もうひとつは、予約できる民間のレンタルを使う方法です。

京都市内には、ふつうのタイプを1日1,650円ほどで貸し出し、受け取りと返却に来てくれる事業者があります。

電動タイプを借りたい場合は、京都駅の案内所で扱っている折りたたみの電動車椅子が選択肢になります。

宿まで届けてもらえるサービスもあるので、連日使う旅なら手間がかなり減ります。

3つの違いを並べると、選びやすくなります。

スクロールできます
種類料金予約向いている人
嵐山の
無料レンタル
無料不可嵐山だけを
1日回る人
京都駅の
貸出
無料
保証金
5,000円
不可京都駅から
移動する人
民間の
有料レンタル
1日
1,650円〜
可能連日使う人
電動がほしい人

電動タイプを考えている場合は、乗る予定の乗り物に持ち込めるかを先に確かめておくと安全です。

ハンドル型の電動車椅子は乗れない乗り物があるので、そこだけ気をつければ選択肢はぐっと広がります。

レンタルした車椅子で嵐山のどこまで回れるかがコース選びの分かれ目です

車椅子で渡月橋の歩道を渡りながら嵐山の景色を眺める親子

嵐山の無料レンタルは、借りた拠点へ戻って返す決まりになっています。

そのため回り方は、行って戻ってくる往復の形で組むのがいちばん無理がありません。

渡月橋と竹林の小径はそのまま回れて、天龍寺だけが範囲の限られる場所です

先に通れる場所と通れない場所を分けておくと、当日の判断がぐっと速くなります。

渡月橋と竹林の小径は車椅子のまま通り抜けられます

嵐山の看板になっている2カ所は、どちらも車椅子のまま進めます。

渡月橋は歩道を通れるので、桂川の眺めを横に見ながら渡れます。

橋の上は人の流れが速いので、写真は橋のたもとで撮るほうが落ち着きます。

対岸に広がる中ノ島公園は舗装されていない場所もありますが、固くて凸凹の少ない路面です。

公園へ入る小さな橋は少し坂がきついので、押す人が一度呼吸を整えてから上がると楽です。

竹林の小径も、道そのものは車椅子で通り抜けられます。

ゆるやかな上りが続くので、行きに上って帰りに下る向きで入ると体力を残せます。

途中にある野宮神社は入口に段差があり、境内へは入れません。

鳥居の前までは行けるので、外から眺めてお参りするスタイルになります。

  • 渡月橋
    歩道を車椅子のまま通行できる
  • 中ノ島公園
    未舗装だが固い路面で移動できる
  • 竹林の小径
    通り抜けできる/ゆるい上り坂
  • 野宮神社
    入口に段差があり境内へは入れない

天龍寺は庭園の一部までで竹林側への通り抜けはできません

天龍寺の砂利道と建物の段差を車椅子の前輪の高さと比べた様子

嵐山で車椅子がいちばん苦戦するのが天龍寺です。

入口から受付までの参道は凸凹が多く、車が通る舗装された道を選んで進むことになります。

境内で車椅子のまま見られるのは、曹源池庭園のまわりの一部です。

大方丈や書院、多宝殿は段差の構造なので、車椅子のままでは上がれません。

そして北門へ抜ける道にも段差があり

境内を通って竹林側へ出ることはできません

つまり天龍寺は、入った門から同じ道を戻る形になります。

竹林の小径へは、いったん表の通りへ出てから向かう流れで組んでおくと迷いません。

受付では車椅子で回れる道を書いた境内の地図をもらえるので、最初に声をかけると動きが早くなります。

境内には多目的トイレもあり、休憩をはさむ場所としては使いやすい場所です。

障害者手帳を持っている場合は、受付で見せると拝観料が割り引かれます。

割引の中身は施設ごとに違うので、嵐山のほかのお寺でもとりあえず出してみるのが得です。

庭園だけの拝観なら建物に上がらないので、車椅子で見られる範囲とちょうど重なります。

トロッコ列車は3号車と5号車の車椅子スペースに乗れます

嵯峨野トロッコ列車は、車椅子のまま乗れる列車です。

車椅子のまま入れるスペースは、3号車と5号車の2カ所にあります。

ホームと列車のあいだには隙間と段差がありますが、頼めば駅員がスロープを用意してくれます。

ドアの幅は65cmなので、幅の広い車椅子だと入れないことがあります。

ハンドル型の電動車椅子やストレッチャーは、車内が狭いため乗れません。

ここでいちばん大事なのが、乗り降りする駅の選び方です。

トロッコ嵐山駅には60段の階段があり、車椅子では利用できません

嵐山の中心にある駅なので、うっかりここから乗る予定を立ててしまいがちな場所です。

車椅子で乗るなら、スロープもバリアフリートイレもそろっているトロッコ嵯峨駅を起点にします。

トロッコ保津峡駅は駅員のいない駅なので、降りる駅の候補からは外しておくと安心です。

乗車スペースは数が限られているため、前売券を買ったあとに申し込みが必要になります。

問い合わせフォームか電話で空きを確認してもらい、当日に窓口で券を差し替えてもらう流れです。

日にちに余裕をもって連絡しておくと、希望の時間の列車に乗れる可能性が高くなります。

スクロールできます
車椅子の
利用
設備
トロッコ嵯峨駅できるスロープあり
バリアフリートイレあり
トロッコ嵐山駅できない階段60段
トロッコ保津峡駅おすすめ
しない
駅員のいない駅
トロッコ亀岡駅できる多目的トイレあり

5号車は窓のない開放的な車両で、雨の日はそのまま濡れることになります。

天気が読めない日は3号車を選んでおくと、上着を気にせず景色を楽しめます。

障害者手帳やミライロIDを見せると、割引の乗車券を駅の窓口で買えます。

多目的トイレを先に決めておくと半日でも回れます

嵐山を車椅子で回る往復コースと多目的トイレの位置を示した簡易マップ

車椅子で回るときの計画は、トイレの位置から組むと失敗しません。

嵐山の中心には、多目的トイレが点々と用意されています。

  • 嵐電嵐山駅の駅前広場
  • JR嵯峨嵐山駅
  • トロッコ嵯峨駅の駅舎内
  • 嵐山観光駐車場
  • 中ノ島公園
  • 天龍寺の境内

この並びを見ると、渡月橋から竹林までの範囲はおおむね30分おきに休める場所があるとわかります。

そのうえで、借りた拠点へ戻る往復のコースに落とし込みます。

スクロールできます
時間半日コース1日コース
9:00拠点で
車椅子を借りる
拠点で
車椅子を借りる
午前渡月橋
中ノ島公園
トロッコ嵯峨駅から
トロッコ乗車
駅前で食事
返却
嵐山へ戻って食事
午後天龍寺の庭園
竹林の小径
夕方渡月橋
16:30ごろ返却

半日なら渡月橋と中ノ島公園だけでも十分に嵐山らしい景色を味わえます。

1日使えるなら、午前にトロッコを入れて午後を歩きにあてると移動が重なりません。

竹林を最後のほうに置くのは、人が減って通りやすくなる時間だからです。

返却の時間だけ先に決めておけば、あとは体調に合わせて削っていけます。

迷ったら渡月橋と中ノ島公園だけに絞る形でも、写真は驚くほどきれいに残ります

嵐山の車椅子レンタルでよくある質問

細かいところで引っかかりやすい点をまとめました。

介助する人がいなくても借りられる?

介助する人と一緒に使うことが条件になっているので、乗る人だけでの利用はできません。

ひとりで嵐山を回る予定なら、付き添いのついた観光サービスや介護タクシーを組み合わせる形が現実的です。

レンタル中に車椅子が壊れたらどうする?

借りた拠点か運営事務局(075-221-7401)に電話すれば対応してもらえます。

その場で無理に直そうとせず、安全な場所に寄せてから連絡するのがいちばん早く片づきます。

嵐山で車椅子のまま乗れるタクシーは呼べる?

京都市内には車椅子のまま乗れる福祉タクシーや介護タクシーがあり、嵐山まで来てもらえます。

台数が多くないので、行き帰りの時間を決めて前日までに予約しておくと確実です。

雨の日でも借りられる?

ふつうの雨なら借りられますが、風の強い日や荒れた天気の日は貸出が止まることがあります。

出発前に拠点へ電話を入れておくと、着いてから予定を組み直さずに済みます。

まとめ:嵐山の車椅子レンタルは無料の2拠点を朝のうちに押さえるのがいちばん確実です

嵐山の車椅子レンタルは無料です。

らんぶらレンタサイクルと嵐山観光駐車場の2カ所で当日借りられます

予約ができず台数も5台なので

9時台に拠点へ寄る流れにしておくのがいちばん確実

です。

選ぶ拠点は

  • 嵐電なら駅構内のらんぶら
  • 車や阪急なら渡月橋そばの観光駐車場

と決めておけば迷いません。

連日使いたい場合や電動タイプがほしい場合は、予約できる有料のレンタルのほうが向いています。

回り方は、借りた場所へ戻る往復の形にすると返却で慌てません。

渡月橋と竹林の小径はそのまま通れて、天龍寺は庭園の一部までと覚えておけば当日の判断が速くなります。

トロッコに乗るなら、階段のあるトロッコ嵐山駅ではなくトロッコ嵯峨駅を起点にします。

あとは出発前に拠点へ電話を1本入れて、空きを確かめてから向かうだけです。