嵐山の竹林は、入場料無料で誰でも自由に歩ける特別な観光スポットです。
有料の施設と違い、門も受付もなく、早朝でも夜でも自分のペースで訪れることができます。
ただし、天龍寺や大河内山荘など近隣の有名スポットは拝観料がかかるため、ルートによっては料金が発生することがあります。
竹林だけを楽しみたい場合は、JR嵯峨嵐山駅方面からのルートを選べば一切お金はかかりません。
雨の日はしっとりと落ち着いた雰囲気になり、夜のライトアップでは幻想的な風景が広がります。
朝の時間帯なら人も少なく、静かな散策ができます。
混雑を避けて、無料で美しい竹林の風景を堪能したいなら、時間帯やルート選びがとても大切です。
お金をかけなくても心に残る景色と出会えるのが、嵐山の竹林の大きな魅力です。
- 嵐山の竹林が入場無料で楽しめる理由と、拝観料が必要になる場合の違い
- 無料で歩ける竹林の小径の入口やおすすめの散策ルート
- 混雑を避けて静かに楽しむための時間帯や歩き方のコツ
- 雨の日や夜のライトアップで味わえる竹林の特別な雰囲気
嵐山の竹林の入場料はかかる?無料で歩けるって本当?
- 嵐山の竹林(竹林の小径)は入場料無料で誰でも通れる観光スポット
- 天龍寺の拝観料と竹林の関係|有料エリアとの違い
- 竹林の小径の入口とルート案内|無料で歩けるおすすめ散策コース
- 嵐山の竹林の所要時間は?何時間で回れるかと見どころの目安
- ライトアップや特別公開は有料?嵐山の竹林の入場料とは違う?
- 嵐山の竹林を無料で楽しむためのマナーと観光時の注意点
嵐山の竹林(竹林の小径)は入場料無料で誰でも通れる観光スポット
嵐山にある「竹林の小径」は、なんと入場料がかかりません。
京都のなかでもとくに人気の観光地なのに、誰でも気軽に立ち寄れるって嬉しいですよね。
この竹林の小径、実は特定の寺院の敷地内ではなく、京都市や自治体が管理する「公共の散策路」として開放されているんです。
門や受付もなく、時間の制限もないので、早朝でも夜でも、自分のペースで自由に歩くことができます。
最寄りの「嵯峨嵐山駅」から歩いて13分ほど、アクセスも便利です。
ただし、ちょっと気をつけたいのは「有料になる場合がある」という点。
たとえば、世界遺産である天龍寺の中を通り抜けて竹林へ行こうとすると、天龍寺の拝観料(庭園で500円)が必要になります。
また、秋などに行われるライトアップイベント「嵐山月灯路」のときは、一部エリアが有料になることもあります。
それでも、竹林自体は基本的に無料。
駅からまっすぐ向かえば、一切お金をかけずにこの美しい風景を楽しめるんです。
天龍寺の拝観料と竹林の関係|有料エリアとの違い
竹林の小径は無料だけど、「じゃあなんで有料って聞いたことあるの?」という疑問、ありますよね。
それは、天龍寺の北門を通って竹林へ行くルートを使った場合に「拝観料」が必要になるからなんです。
天龍寺の庭園を抜けて竹林に出るとき、高校生以上であれば最低でも500円の拝観料がかかります。
この料金は竹林の入場料ではなく、天龍寺の敷地に入るためのものなんですね。
だから、もし竹林だけを見たい場合は、天龍寺を経由しないルート(JR嵯峨嵐山駅方面から)を選ぶのがおすすめです。
もうひとつの「有料のケース」は、ライトアップイベントなどの特別な時期。
「嵐山月灯路」などのイベント期間中、夜の時間帯だけ竹林の一部エリアが有料になります。
このときは、当日券で1,500円ほどかかることがありますが、日中はやっぱり無料で通れます。
ちなみに、イベント中も小学生以下は無料だったりするので、家族での観光にも優しいですね。
天龍寺や近くの施設に行く場合はそれぞれの拝観料がかかりますが、竹林そのものの散策にお金が必要になることは、基本的にはないので安心してください。
竹林の小径の入口とルート案内|無料で歩けるおすすめ散策コース
竹林の小径は、無料で自由に歩ける観光ルートです。
入場口はいくつかありますが、一番わかりやすいのはJR嵯峨嵐山駅からのアクセス。
駅を出て徒歩10分ほど歩くと、野宮神社のすぐ近くに「竹林の小径」の入口が見えてきます。
このルートは天龍寺の拝観料がかからない道なので、竹林だけを見たい人にはとても便利です。
野宮神社の鳥居をくぐって少し進むと、一気に静かで幻想的な雰囲気に変わります。
背の高い竹が空を覆うように並び、まるで別世界に迷い込んだような気持ちになります。
ルートは一本道のように見えますが、途中で分かれ道もあるので、ちょっとした探検気分も味わえます。
そのまま進んでいくと「大河内山荘庭園」や「トロッコ嵐山駅」にもつながっています。
観光客が多いときは道幅が狭く感じるかもしれませんが、道の両側にある石畳や竹の柵がとても風情を感じさせてくれます。
行き方としては、天龍寺の北門を使う方法もありますが、その場合は天龍寺の拝観料がかかるので注意してください。
無料で竹林を楽しむなら、JR嵯峨嵐山駅や阪急嵐山駅からのルートが安心です。
朝早くや夕方遅めの時間に行くと、人が少なくてゆっくり写真も撮れますよ。
嵐山の竹林の所要時間は?何時間で回れるかと見どころの目安
竹林の小径は、ゆっくり歩いても30分〜40分ほどで回れる手軽な散策コースです。
休憩なしで一直線に進めば、20分ほどでも歩ける距離なんですが、せっかく来たなら見どころを楽しみながら歩きたいですよね。
途中にある「野宮神社」では、縁結びや学問のご利益を求めて多くの人が立ち寄ります。
そして、さらに進むと見えてくるのが「大河内山荘庭園」。
こちらは有料(高校生以上1,000円)ですが、竹林を上から見下ろせる高台があり、静かな庭園でお抹茶も楽しめます。
また、ゴール地点に近づくと「トロッコ嵐山駅」があります。
ここから保津峡を走るトロッコ列車に乗るのもいい思い出になりますよ。
なので、竹林だけを目的にするなら30分で十分ですが、周辺の観光スポットも一緒に回るなら1時間〜1時間半は見ておくと安心です。
時間に余裕があれば、午前中に竹林を歩いて、午後から天龍寺や渡月橋方面へと回るプランもおすすめです。
歩き疲れたら、人力車に乗って嵐山の町並みを眺めるのも楽しいですよ。
料金は2人乗りで15分4,000円〜ほどですが、話し上手な車夫さんが嵐山の見どころを紹介してくれるので、ちょっと贅沢な時間が過ごせます。
観光のスケジュールに合わせて、無理なく楽しめるのが嵐山の竹林のいいところなんです。
ライトアップや特別公開は有料?嵐山の竹林の入場料とは違う?
普段の竹林の小径は無料ですが、ライトアップや特別公開のイベントは基本的に有料になります。
とくに有名なのが「京都・嵐山花灯路」というライトアップイベントです。
この期間中は竹林一帯が幻想的な光で照らされて、昼間とはまったく違う表情になります。
竹林の小径そのものは無料のまま通れますが、周辺施設で特別拝観や夜間公開があるときは、そこへの入場には別途料金が必要になることがあります。
例えば、天龍寺や大河内山荘が夜間開放される場合は、拝観料が必要になることがあるんです。
また、特別公開では人数制限や時間帯の指定があることもあるので、事前に情報をチェックしておくと安心です。
無料で楽しめる竹林の雰囲気と、有料イベントならではの特別な演出、どちらも魅力があります。
どちらを選ぶかは、旅のプランや好みに合わせて決めるのが良いですよ。
とくにライトアップは人気が高く、カメラを持った観光客で混み合うので、少し早めの行動を意識するとゆっくり楽しめます。
静かな雰囲気を楽しみたいなら、イベント時期を外して訪れるのも一つの手です。
嵐山の竹林を無料で楽しむためのマナーと観光時の注意点
嵐山の竹林は無料で誰でも楽しめるスポットですが、その分、気をつけたいマナーもあります。
まず、自撮り棒や三脚の使用は混雑時にはとても危険です。
道が狭い場所もあるので、まわりの人の迷惑にならないよう、写真を撮るときは立ち止まって、周囲をよく確認してください。
また、竹を触ったり、引っ張ったりするのはやめましょう。
竹林の美しさを守るためには、観光客一人ひとりの気配りが大切なんです。
ごみは必ず持ち帰る、飲食は所定の場所で、というのも大事なマナーです。
さらに、大声での会話や騒がしい行動も避けたいですね。
静かな雰囲気を楽しみに来ている人が多いので、気持ちよく過ごせるように心がけたいところです。
ペットを連れての観光はOKですが、リードを短く持って、フンの始末も忘れずに。
そして、朝の時間帯や平日は比較的人も少なく、静かに散策できます。
ゆっくりと竹林の空気を感じたい方は、少し早起きして訪れるのもおすすめですよ。
自然を大切にしながら、気持ちよく観光できると、旅の思い出もぐっと良いものになります。
嵐山の竹林の入場料以外の料金・アクセス情報!観光費用と見どころガイド
- 人力車の料金はいくら?嵐山 竹林を巡る特別な体験コース
- 天龍寺・大河内山荘など周辺の有料スポットと拝観料の一覧
- 嵐山の竹林への行き方|電車・バス・車でのアクセス完全ガイド
- 混雑を避ける嵐山 竹林の歩き方|無料でゆったり楽しむ時間帯のコツ
- 雨の日や夜の竹林も幻想的!嵐山の竹林を無料で楽しむ方法
- まとめ:嵐山の竹林の入場料は無料!拝観料との違いと行き方
人力車の料金はいくら?嵐山 竹林を巡る特別な体験コース
嵐山での人力車体験は、特別感たっぷりの贅沢な時間が味わえます。
料金はコースや時間によって変わりますが、基本的な目安としては、2人乗りで10分コースが約4,000円前後、30分コースだと9,000円〜11,000円ほどになります。
60分以上のロングコースになると15,000円以上になることもありますが、そのぶん観光案内や記念撮影のサービスも充実しています。
中でも人気なのが、竹林の小径を通るコースです。
自分の足ではなかなか味わえない視点から、しっとりとした竹林の雰囲気を楽しめるので、とても思い出に残る体験になります。
走るスピードもゆっくりなので、風を感じながら嵐山の景色を楽しめます。
また、人力車の俥夫さんは地元をよく知っているので、観光スポットや写真映えする場所なども丁寧に案内してくれるのが魅力です。
観光シーズンや土日祝は予約が埋まりやすいため、確実に乗りたい場合は事前予約がおすすめです。
時間に余裕があれば、現地で空き状況を見ながら相談することもできます。
ちょっと贅沢してもいいかな、という気分の日にぴったりのアクティビティです。
天龍寺・大河内山荘など周辺の有料スポットと拝観料の一覧
嵐山の竹林は無料で歩けますが、周辺には有料の名所もたくさんあります。
なかでも特に有名なのが天龍寺と大河内山荘庭園です。
天龍寺は世界遺産にも登録されているお寺で、枯山水の庭園が美しく、訪れる価値のあるスポットです。
庭園のみの拝観料は大人500円、本堂と合わせて拝観する場合は800円です。
竹林の小径のすぐそばにあるので、セットでまわる人も多いです。
一方、大河内山荘庭園は、俳優・大河内傳次郎がつくった美しい日本庭園です。
竹林の中にひっそりとたたずむこの場所は、静けさと趣を感じたい人にぴったり。
拝観料は大人1,000円で、抹茶とお菓子がついてきます。
そのほか、嵐山エリアには常寂光寺(500円)、祇王寺(300円)などの静かなお寺もあり、秋には紅葉がとてもきれいです。
観光の時間や予算に合わせて、無料の竹林散策と有料の名所を組み合わせると、より充実した時間が過ごせます。
どの施設もそれぞれ個性があって見ごたえがあるので、気になる場所があればぜひ足を運んでみてください。
嵐山の竹林への行き方|電車・バス・車でのアクセス完全ガイド
嵐山の竹林へは、電車やバス、車でもアクセスできますが、観光シーズンは電車利用が一番スムーズです。
一番わかりやすいのは「嵐電(らんでん)」こと京福電鉄嵐山本線を使うルートです。
終点の「嵐山駅」で降りれば、竹林の小径までは徒歩5分ほどとすぐ近くです。
また、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」からも徒歩10分ほどでアクセスできます。
阪急電車を使う場合は「嵐山駅」が最寄りで、こちらは渡月橋に近く、竹林までは少し歩きますが、途中の風景も楽しめるのでおすすめです。
バスを使う場合は、京都市バスの「嵐山天龍寺前」または「嵯峨釈迦堂前」で下車すると便利です。
ただし、道路が混みやすく、特に紅葉や桜の時期はかなり時間がかかることがあるので注意が必要です。
車でのアクセスも可能ですが、駐車場の確保が難しいことが多く、特に休日は満車になりがちです。
どうしても車で行きたい場合は、朝早めの時間帯を狙うと比較的空いています。
竹林はどのルートからも徒歩でアクセスできる場所にあるので、混雑を避けたい人は早朝の電車利用が一番おすすめです。
混雑を避ける嵐山の竹林の歩き方|無料でゆったり楽しむ時間帯のコツ
嵐山の竹林は入場料無料で、いつでも自由に歩ける散策路です。
だからこそ、観光客が集中しやすく、特に昼前から夕方にかけては大変混み合います。
ゆったりとした雰囲気で竹林を楽しみたいなら、朝の時間帯が断然おすすめです。
理想は朝7時〜9時ごろまで。
この時間は人も少なく、静けさの中で竹が風に揺れる音や、木漏れ日の美しさをじっくり感じることができます。
また、夕方も人が少なくなる傾向がありますが、日が落ちるとやや暗くなるので、写真を撮りたい方には朝のほうが向いています。
観光のピークを避けるためにも、できれば平日に訪れるのがベストです。
そして、竹林を歩く際はなるべく一方通行で歩く人の流れに合わせると、混雑によるストレスも減ります。
途中で立ち止まって写真を撮るときは、道の端に寄るなどの配慮も大切です。
静かな時間帯に歩けば、まるで別世界に迷い込んだような感覚になれます。
無料で楽しめるからこそ、ちょっとした時間帯の工夫で何倍も心に残る散策になりますよ。
雨の日や夜の竹林も幻想的!嵐山の竹林を無料で楽しむ方法
雨の日や夜の嵐山の竹林は、晴れた日とはまた違う魅力があります。
濡れた竹がしっとりと輝き、霧がかかると幻想的な雰囲気に包まれて、まるで映画の中にいるような感覚になります。
雨の日は観光客も少なめで、静かに歩きたい人にはぴったりです。
傘を差しながらのんびり歩く竹林は、耳に心地よい雨音と相まって、癒される時間になります。
夜にはライトアップされる時期もあります。
特に「京都・嵐山花灯路」の期間中は、竹林の小径がやさしい光に照らされて、昼間とはまったく違うロマンチックな世界が広がります。
しかも、このライトアップされた竹林も無料で楽しめます。
竹の影が道に映って、歩くだけで心が静かになるような体験ができます。
足元が暗くなりやすいので、夜の散策は歩きやすい靴とライト付きのスマホがあると安心です。
天気や時間に関係なく、何度でも違った楽しみ方ができるのが、嵐山の竹林のすごいところなんです。
まとめ:嵐山の竹林の入場料は無料!拝観料との違いと行き方
嵐山の竹林(竹林の小径)は、入場料がかからず誰でも自由に歩ける無料の観光スポットです。
いつ訪れても、自然の静けさや美しさを感じられる場所なので、ふらっと立ち寄るのにもぴったりです。
ただし、隣接する天龍寺や大河内山荘庭園などは、それぞれ拝観料が必要な有料エリアになります。
竹林だけを見に行くならお金はかかりませんが、併せて見学したい場合は事前に料金をチェックしておくと安心です。
行き方も電車やバスなど交通手段が多く、アクセスも良好です。
時間帯や天候によって表情が変わる竹林は、何度訪れても飽きません。
無料でここまで楽しめる観光地は、なかなかありません。
観光の計画を立てるときには、ぜひこの竹林の魅力も思い出してみてくださいね。